知って納得、読んで納得
機関紙『もみじ』 7月号より
脳卒中の予防!
脳卒中の危険因子!

1.高血圧
 高血圧の原因として、
a)水分・塩分の摂りすぎの為の体重増加
b)レニン(=血圧を上げようとするホルモン)分泌量増加
c)過食・肥満による動脈硬化
d)ストレス
といわれています。

 症状として、
頭痛、肩こり、いらいら、吐き気、顔面紅潮などがあります。
予防には?
●体重増加が多くならないように、水分、塩分を制限する。
●カロリー過剰、特に脂肪のとりすぎに注意する。
●毎日血圧測定をして、異常を早期発見する。
●適切な運動をする。
2.喫煙
 喫煙者は非喫煙者に比べて脳卒中死亡の危険度が1.5倍に増加し、1日2箱異常のヘビースモーカーでは脳卒中死亡の危険度が更に2.2倍にまで上昇します。
3.糖尿病
 糖尿病の患者さんは脳卒中にかかる危険度が健常者の約2倍高いことが知られています。
4.その他
 それ以外にも高脂血症(高コレステロール血症)、肥満、心臓病、不規則な生活などが危険因子と言われています。
 脳卒中は予防できる病気です。毎日の生活を振り返り、脳卒中にならないように気をつけていきましょう。